今日の「Groovin' Stream Playlist」 から、Selectorが１曲をピックアップして紹介！

今週のToday's One Grooveはアルバムとしてご紹介します。

『Until We Meet Again ／Sy Smith』

今年1月にリリースされた6枚目のスタジオアルバムより、本日は「Photograph」というナンバーを。季節や天気にこだわる選曲スタイルゆえに、北海道が暖かくなるまで楽曲を寝かせる寝かせる...

彼女は1999〜2000年代に2枚のシングルと、映画「The P.J.'s」サントラからシングルカットされたラファエル・サディーク＆Q-Tipの「Get Involved」、このc/wでエディー・ブリッケルのカバーを披露するも、残念ながら当時のレコード会社とは契約更新ならず。その後は大ヒットドラマ「アリー・my love」のサントラ、ホイットニー・ヒューストン、オーディション番組「American Idol」等のバックボーカリストとしての活動が続きます。

ちなみに...この時のAmerican Idolバックボーカルメンバーには、レイラ・ハサウェイの妹ケニアも参加。一度、当時のアメアイ審査員ランディー・ジャクソンが出場者達に向かって「君たちのバックを務めてくれているのは、サイ・スミスやケニアなんだぞっ！」と、喝を入れ、
ステージ上で改めて2人を紹介するなんて事もありました。

話戻って...

その間にもブランニュー・ヘビーズにリード・セッションシンガーとして参加、映画サントラへの参加＆女優業とマルチに活動を続け、自身で立ち上げたレーベルからアルバムをリリース。一時期、ジャズへの転向も示唆しますが、2010-2012はクリス・ボッティー、シーラEのツアー他、様々なプロジェクトでフィーチャーされます。

そして！

前作から6年ぶりのアルバム（本作）をリリース！自身のレーベルでアルバム制作を行なっていた時は、楽器の演奏なども自らが手掛けていましたが、今回のアルバムはPHONTE & NICOLAYによるデュオForeign Exchangeのサポートを受け、Zo!、クリス・ボッティ、レオナルド・アムエド、シーラEも参加。


この曲も選びたい、こっちの曲も良い...でも天気悪い...という事で、今日は「Photograph」をチョイスしましたが、ブラジリアン・フレイバーなオーガニックソウルが詰まったアルバムは、ベストシーズンを迎える北海道にもぴったり！番組でセレクトする頻度も増えそうな1枚です。

その他、本日はLouis York（aka Claude Kelly & Chuck Harmony）feat. PJモートン「Puppet Strings」にAmber Mark
「Comin' Around Again」、Khalid「Please don't  fall in love」といったニューシングルに、昨年のリリースではありますが、P.D.Williamsの「Dream」も選んでみました。


今週のセレクト、皆さんのお気に入りは見つかりましたか？　

by Jono