バンコクの人気タイ料理レストラン『SOMTUMDER(ソムタムダー)』
2019/01/19
タイ東北(イサーン)料理の代表的メニュー〝ソムタム〟が主役その2
今シーズンは、タイのソウルフード〝ソムタム〟に注目!屋号にも〝ソムタム〟と謳う、バンコクの2軒のタイ料理レストランを取材しました。
今週は、2軒目!『SOMTUMDER(ソムタムダー)トンロー店』にご案内します。
ソムタムってどんな料理?
〝ソムタム〟は、タイ東北地方(イサーン)の郷土料理で、隣国のラオスでも日常食となっているもの。材料は、熟す前のまだ青いパパイヤ、トマト、インゲン、ピーナッツ、干しエビ、唐辛子、ライム、ナンプラー、パームシュガーなどで、木製または石製の〝クロック〟という鉢に入れ、〝サーク〟という棒で叩き潰しながら和えたもの。
〝ソムタム〟の「ソム」はタイ語で〝酸っぱい〟「タム」は〝つく・叩く〟という意味で、クロックに材料を入れ、サークで叩きながら和えるその音で、ソムタム作りが上手か否か?が分かるとも言われています。タイ料理の基本の味、甘味・辛味・酸味・しょっぱさの全てが味わえるタイ料理の一つが、この「ソムタム」。
今週ご紹介する「SOMTUMDER」は、現在バンコクのサラデーンとここトンローの他、チェンマイ、そしてニューヨーク、ベトナム・ホーチミン、東京に支店を構え、ニューヨーク店は2016年にミシュランガイド・ニューヨーク版で☆獲得。また、サラデーン店もミシュランガイド・バンコク版でリーズナブルで美味しいお店〝ビブグルマン〟に選出されています。
エグゼクティブシェフ・ゴンさんのおすすめは?
タイ東北サコンナコン県産の「スオー」という豆のソムタム。タイ料理のメニューの一つで、米粉の麺に主にカレーなどのソースをかけていただく「カノムチン」という料理がありますが、「タム・スオー・サコンナコン」は、カノムチンスタイルのソムタム。
鯖のソムタムには、ココナッツの香りほのかなライス付き。
シェフオリジナルのソースと共に。これ絶対、ビール飲みたくなるメニューです。取材中はビール我慢!
マリネした牛肉のグリルも、シェフオリジナルのソースで。豚肉バージョン「Moo Rong Hai Der」も。
海老とタイハーブ各種、炒ったお米のスパイシーな和え物。タイの海老の美味しさは言うまでもありませんが、ナンプラーの酸味にハーブの独特な味と香り、そして炒ったお米のコリコリとした食感が楽しい一品。
鶏肉とタイハーブのスープ・イサーンスタイル。ハーブの複雑な味がやみつきになる一品で、東京のソムタムダーでも人気のメニューなんだそう。
イサーンのお米で作った麺の焼きそばは、スパイシーディッシュの口休め、箸休めにも最適。
イサーン料理はスパイシーさも特徴。SOMUTUMDERでは、人参・キュウリ・いんげんのスティックに、タイバジルのカゴ盛りが料理と共にサーブされます。これなんと無料でおかわりOK!
ショップデコにも注目!
アクセスは?
高架鉄道BTSトンロー駅下車、スクンビット ソイ55を直進。徒歩の場合は駅から15〜20分ほどとなりますので、ソイ55の入口(マンゴー専門店のMae Varee〜セブンイレブン付近)からタクシーのご利用が便利!ソイ・トンロー17まで道なりです。
カフェ感覚でタイ東北イサーン料理の数々が楽しめる「SOMTUMDER」皆さんもぜひ。
『SOMTUMDER・Thonglor店』
営業時間:Lunch 11:00〜14:30
DInner 16:30〜22:30 (L.O. 22:00)
年中無休
☆SOMTUMDER公式サイト(タイ語・英語)☆