バンコクの人気タイ料理レストラン『TALING PLING(タリンプリン)
2018/12/02
創業30年、一軒家タイ料理レストランで本場のタイ料理を
交通量も多く賑やかなスクンビット通りも、一本〝ソイ〟と呼ばれる小路に入ると、通りの喧騒がうその様!都会にありながら静けさが感じられます。今日ご紹介の「TALING PLING」は、広いお庭有する古くからのお屋敷街でもあるトンローと、ハイエンドなショッピングモールも多いプロンポンの中間あたりに位置し、高架鉄道BTS「トンロー駅」からも徒歩5分〜7分とアクセスも良いことから、地元タイの皆さんはじめ、在住日本人の皆さんにも、30年に渡り愛されているタイ料理レストランです。
オーナーの息子さんで、タイでも著名な新聞漫画家・コラムニストでもある方が、フランスの有名な料理学校「ル・コルドンブルー」卒業の奥様とご結婚。なんでもこの奥様は外資系ホテルのレストランシェフでもあった方で、オープン当初はタイ料理と洋食を提供されていましたが、『家族で安心して召し上がっていただけるタイ料理』をコンセプトに、本場タイの伝統家庭料理をメインに。豊富なメニューとリーズナブルな価格も魅力です。
バンコクでもここ数年〝オーガニック〟にこだわったレストランが増えてきましたが、TALING PLINGでは創業当時より有機栽培農家と提携、また一部素材は敷地内で栽培したものを使用。店名の〝TALING PLING〟とは、タイ語でスターフルーツという意味。
テーブルレイアウトも豊富
ファブリックの使い方にも注目!
シグネチャメニューは?
2011年にアメリカのCNNが「世界で一番美味しい料理」の第1位に選出したことからその人気に火がついた「マッサマンカレー」は、日本のカレーにも似た、さほど辛くないコクのあるカレー。TALING PLINGでは、具のお肉もビーフとチキンお好きなものを選ぶことが。元々はタイ南部のマレー系のカレーですので、ロティという無発酵パンと一緒にサーブ。もちろん、ライスも別途オーダー可能。
〝ミエン〟はバイチャップルーという葉、〝カム〟は一口という意味で、賽の目にカットしたマナオというタイのライム、炒ったピーナツにスライスしたココナッツ、生姜、干しエビ、唐辛子、ホームデーンというタイのエシャロットに似たものを、ミエンにちょっとずつ乗せ、パームシュガー、ナンプラー、カピというエビの発酵調味料を煮詰めて作る、オリジナルのソースをお好みでかけ、包んでいただくフィンガーフード。
「ドックカチョーン」という、トンキンカズラ(夜来香)の蕾(つぼみ)とエビの炒め物。蕾はケーパに似た味と食感といえば、イメージしやすいでしょうか...。タイの市場やスーパーなどでもよく見かける食材の一つです。
空豆ほどの大きさのサトーというこの豆は、独特な苦味がやみつきに。デトックス効果も高い食材で、私もタイ料理レストランにこのメニューがあれば必ずオーダーする一品です。それにしても、タイは本当にエビが美味しい...
トゥクトゥクでの無料送迎も
アクセスは、高架鉄道BTS「トンロー駅」2番出口を降り、右手にスクンビット通りを見ながらプロンポン方面へ。左手にソイ34の小路に入り、道なりに進むこと徒歩5分〜7分。左手となります。今年10月の取材時、日本語メニューは作成中との事でしたが、メニューは写真付き、英語解説もあります。
ご予約の際にトゥクトゥクでの送迎をお願いすると、ソイ34の入口まで迎えに来てくれます。オーソドックスなメニューからちょっと珍しいタイ家庭料理の数々、「TALING PLING」へぜひ。
『TALING PLING トンロー本店』
営業時間:11時〜22時(L.O. 21時半)
年中無休
電話:+66-22585308~9